いきなりですけど、私寝起きあんまりよくないのですよね。
別に不機嫌になるわけじゃないけど、起きて1時間くらいは誰とも話さずぼんやりしていたい。
この日は6時半に迎えが来るので、5時半起きだったんですがとなりの部屋のイギリス人女性も朝一で出発だったらしく、シャワー浴びて共同スペースでぼんやりしてたらすっごいハイテンションで話しかけられびっくり。まだ暗いうちから元気いいなあ。
英語圏の女の人(とくにイギリス人)は、めちゃくちゃ話好きな気がする。そしてテンションも声もやや高め。
もうイギリス人女子が3人くらい集まった日には、ずーーーーーっとくっちゃべってます。
イギリス人男性がお酒に走るのはぜったいここに一因があると思うんだけど、どうでしょう。
迎えの車は遅れることなく約束の時間ぴったりに宿にやってきました。
車をみてびっくり。
ちっせー。
下手すればSmartくらいしかない、値段は安いけど安全性に問題ありで有名になったTata Nano。
トランクなんてないし、荷物少なくってよかったですよ。
ドライバーのおじさんはこの車を初めて運転するそうで、最初は慣れない感じでしたけどあとは意外とスムース。
Negomboをでるとすぐに田園風景が広がっていて、のどかです。
山道を登ったり下ったりしながら、2時間半くらいでPinnawalaの象の孤児院へ到着。
なんでこんなに朝早く出発したかって言うと、9時半の小象の食事の時間に間に合うように。
ちなみにここの入場料、外国人は2000LKRと結構な金額。だからか知らないですが、外国人窓口と住民窓口が分かれているので並ばずにチケット買えます。
小象の食事は思ったよりもたいしたことなかったんですけど(足に鎖ついててなんか可愛そうだったし)、この象の孤児院自体はすっごいおすすめです。
こんなにたくさんの象をみるの初めてなんですけど。
しかも背景の景色が素晴らしい。
ここの名物は近くの川で水浴びをする象たち。
毎日何回かこの孤児院からちょっと離れたところにある川へ象たちが移動するんですけど、コレがすごい。
このために交通規制までしちゃいますからね。町ぐるみです。
象たちの後を追い川沿いまでやってきました。
川沿いにはレストランが何軒かあって、テラス席から象の水浴びを眺められます。
特に帰る時にレストランの目の前を通るので至近距離で楽しみたい場合はおすすめですよ。
しかしこんなきれいな川みるの久しぶりです。
スリランカ内陸は本当景色が美しいです。
私の理想の田舎の必要条件全て満たしています。こんなところにおばあちゃん住んでたら、毎年夏休み楽しみだろうなあ。
象の孤児院を堪能したあとは、Dambullaまでのドライブ再開です。
ところどころ穴ぼこだらけの山道でしたけど、ほとんどの道はちゃんと舗装されていて驚きでした。
スリランカって意外とインフラ整備されてるんですね。
あとスリランカって教育に力を入れているのか、どんな山奥でも学校がたくさんあって制服を着た子供達をたくさん見かけました。
失礼な話ですけど、タイの人と比べて計算機なしでおつりの計算できる人だとか、英語の話せる率があまりにも高いのでちょっと調べてみたんですが、スリランカの公立学校は小学校から大学まで無償で通うことができるみたいで、就学率も他の南アジアの国に比べて高いらしいです。
なっとく。
休憩も挟んで2,3時間のドライブでDambullaに到着。
Dambullaの町の中心からちょっとはずれた有名なゴールデンテンプルのそばに泊まったのですけど、サルが普通に道歩いてました。
で、サルかと思って木の上をみるとリスのおおきいやつみたいなのいます。
写真撮れなかったんですけど、オオリスっていうインド南部とスリランカだけに生息している巨大なリスだそうです。
スリランカ、野生の王国です。
今日の宿はBluesky Guesthouse。
昨日の宿とは違ってベットの下までピカピカとまではいかないけど、Wifiもあるし、エアコンもついているしまあ清潔だし、そこそこおすすめです。
怪しい色の蚊帳がついてて、人生初蚊帳で寝ました。
夕飯も宿でいただくことに。
そしたらすっごい量でてきてびっくり。
でもどれもすごくおいしい。スリランカカレーは野菜のカレー煮込み的な感じで、健康によさそう。
バナナの花とか初めて食べましたけど、おいしいんですね。
宿の主人はこれまたテンションの高い人で、勢いに押されて彼のすすめるTuktukドライバーに翌日行く予定だったシギリヤへ送ってもらうことに。
私達夫婦はこういうテンションの高いセールストークをスモールトークに混ぜてガンガン攻めてくるタイプの営業マンに弱いです。
危うく行く予定のなかったポロンナルワにまでツアー組まれそうになってましたから。
まあシギリヤにはどうせTuktukで行く予定だったし、ちょうどよしです。
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